寺田寅彦の視点:現在・過去・未来

過去を定めるものは現在であって、現在を定めるものが未来ではあるまいか。

以前もご紹介した寺田寅彦の随筆「厄年とetc.」の中で最も印象的だった言葉です.人は,過去があるから現在がある,つまり今の悪い状況を過去の結果だと考えてあきらめたり,逆に現在調子が良いとこのままで未来も大丈夫とすぐに油断したりします.でも,過去の行いが良かったかどうかは今現在の取り組みによって評価されるのであって,また未来が良いものでなければいま現在が良くてもダメですよね.この文章をこんな風に解釈してみると,いま現在をもっと大切にしなければと思えてきます.