米原万里著『打ちのめされるようなすごい本』に打ちのめされる。

大学生協の書籍棚でたまたま見かけて手にした『打ちのめされるようなすごい本』(米原万里著・文春文庫)を読了.書評集は初めてでしたが,とても面白い本でした.著者の膨大な読書量に圧倒されつつも,歯切れのいい文章は読んでいて爽快でした.

丸谷才一氏の解説に著者の書評の特徴として次の3つが挙げられていました.

  1. 本をおもしろがる能力が高いこと
  2. 褒め上手であること
  3. 一冊の本を相手取るのではなく,本の世界と取り組んでいること

私も仕事柄学術論文のレヴューを行っていますが,専門的な論文のレヴューにもこの著者の書評スタイルを取り込めたら…と密かに企んでいます.

ところで,最近大学生協の書籍棚がだんだん寂しくなってきました.以前はペーパーバックも置いてあったのに…(残念です)